* 薔薇のシャーベット (Rose shervet)


 <薔薇のシャーベットはそのままでは薫りません。口に含むと、溶けながら体の中で薫るのです。なんとも不思議な魅力的な体験です。一匙口にしたらきっとあなたもシャーベットの虜になることでしょう。ティーローズはティーローズの、ミルラ香の薔薇はミルラの香りの薫り高いシャーベットができます。私のおすすめの”おいしい”薔薇はERのマサコ。透き通るようなピンク色、得も言われぬ至福の香りを味わえます。>


<用意するもの>


・ 薔薇の花びら 3カップ
・ 砂糖 2カップ
・ 水 3カップ
・ レモン汁 大さじ2
・ ゼラチン 大さじ半分

<作り方>

 水を煮立て砂糖を加えてシロップ液を作ります。レモン汁を加えて冷ましておきます。
 薔薇の花びらはほぐして1枚1枚ていねいに洗い水気をきってから冷めたシロップ液に浸します。シロップ液に浸っていないと黴びてしまいますのでお皿などで落としぶたをします。色と香りが充分にシロップ液に移るまで2、3日室温においておきます。
 倍の水でふやかしたゼラチンを湯せんで溶かし、人肌に冷めたら花びらを取り除いたシロップ液に加えます。
 フォークでかきまぜながら冷凍庫で凍らせます。さらになめらかにしたい場合は卵の白身半分を泡立てて最後に加えます。
(写真のシャーベットはさらに薔薇ジャムを加えてあります。)

* 薔薇シャーベット日記 *

ローズペタル・シャーベット誕生秘話です。

薔薇の香りをかいだとたんシャーベットを連想し、また作りたくなって 作ってしまいました。 今度のシャーベットはなんと薔薇の花びら入りです!p(^^)q ローズペタル・シャーベットとでも呼びましょうか。(*^^*)

シャーベットの中にほんのりピンクのマサコ、ショッキングピンクの コーラルドーン、アプリコットと黄色のイブリンの花びらが散りばめられて それはそれはきれい。(*^^*)
口の中でふわっと溶けるシャーベットとは違い、食べるシャーベットという 風情ですが、ブルーベリーやカシスのシャーベットだって、実が残っている ものね。シャーベットのニューフェイス、試してみてね!

な〜んて威張って言っていますが、これは実は失敗の賜物なんです。(^o^; お砂糖の量を3分の1にしてみたのですが以前カビてしまったことがあった ので、2日間冷蔵庫に入れて置きました。 でも2日たって取り出してみると、いまいち香りと色が移っていないんです。 やっぱり香りと色が移るには、常温で、というのが必要条件だったみたい。

でも時間がなかったのでそのままシャーベットを作り、まだ色がきれいに 残っている花びらはお砂糖を足してジャムにしました。

さてできあがったシャーベットを味見してみると、やっぱり何か物足りない。 (ーー;)(ーー;)(ーー;) そこで試しに、と花びらのジャムを加えてみたのです。 (゚o゚)お〜これはいける!

これに味をしめて次回は薔薇ワインを加えてみようかな、とかナッツ類を 加えたらどうだろう、とか夢は(食い気は?)広がる今日この頃です。(^o^;



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