私の庭2010 My Garden 2010

Comte de Chambord 我が家の西側を彩るのは オールドローズのボーダー花壇。 私好みのロマンティックな薔薇ばかり 集めてみました。 薔薇に似合うようにと 植えた花々も夢見るような色合いの花や銀葉。 薔薇の季節を迎え、一時の贅沢な夢が出現します。

*** West Border Garden, Part 1 (President de Seze) ***

President de Seze 花の中心がラベンダー色に近い 濃ピンク色のこの薔薇は、 ロマンティックなガーデンを ぴりりと引き締めてくれます。 薔薇の足元、ピンクの花はフウロソウです。 ご近所の方からいただきました。 白い小花はナデシコの仲間。 種から育てたお気に入りです。

この薔薇の散り際はラベンダー色がひときわ濃く、 いつまでも記憶に残ります。

白いFoxgloveは、花の中心部に 斑が入らない純白種です。 毎年種から育てます。

West Border Garden 南から見たPresident de Seze 手前の白薔薇はBoule de Neige 写真最上部の薔薇はComte de Chambord

*** West Border Garden, Part 2 (Konigin Von Danemark) ***

惚れっぽい私。お気に入りの薔薇も変わりやすいのですが、ここ何年もお気に入りトップの座を占めるのはこのKonigin Von Danemark。アルバ特有のグレーがかった葉にベビーピンクの優しい色合いの取り合わせが素晴らしく、ピュアなティーローズの香りも完璧です。ロマンティック・ガーデンでもやっぱり主役。英名はQueen of Denmark。

この薔薇のピンク色には身も心もうっとり。 いつまでも目を離せません。 惚れ込むってこういうことなんですね〜。 恋するって。(*^^*)

West Border Garden 北からKonigin Von Danemarkを見る。 奥のピンク色は、Jacques Cartier。 足元の銀葉は、手前ラムズイヤー。 その奥はアサギリソウ。 斑入り葉はツルニチニチソウです。

*** West Apricot Garden ***

西側はもとキッチン・ガーデン。ダンゴよりも花が好きな私、気が付くといつの間にか薔薇が進出していました。それもおいしそうなアプリコット色ばかり。アプリコット色に似合う花々もどんどん増えて。黄色はうちの庭では敬遠されがちですが、アプリコット・ガーデンではぴったりです！

ER Sweet Juliet Sweet Julietのアプリコットピンクは 心を虜にしてしまう魅惑の色合い。 薫りもフルーティなこの薔薇は、 花もまるでフルーツそのもの。 紫やブルー、そして黄色の花々にも よく似合います。 背の高い紫はアリウム・ギガンチウム。 足元の黄色はハーブのルーです。

	このアプリコット・ガーデンは、ナチュラル・ガーデンの 雰囲気で植え付けてみました。 風にそよぐ花々が自然な趣になるように。 黄色はアルケミラモリス。 ガーデンにもよく合うソフトイエローですが、 ドライフラワーにしてもこの色は重宝です。
白とブルーは、桃葉キキョウ。 種から育てた大花の品種です。

上記Sweet Julietの奥のブルーは、 このクレマチス「藤娘」。 優しいブルーがお気に入りです。	ER Shropshire Lass 薔薇はアプリコット色の一重の花、 イングリッシュローズの Shropshire Lass。 何度かHPでもご紹介していますが、 薫り良し、姿良しのお薦めの薔薇です。

*** East Garden ***

東の庭の主役はアーチを覆わんばかりのPaul's Himarayan Musk。そのすぐ脇で存在感を示すのは、その名もゆかしきCardinal de Richelieu。威厳のある濃紫色に気持ちも思わず引き締まります。ここまで紫色の薔薇がほかにあるでしょうか。

Paul's Himarayan Musk アーチの白は雪のよう。 Paul's Himarayan Muskも 我が家のシンボルになりました。

Cardinal de Richelieu 咲いている時は赤紫ですが、 散り際にはそれはそれは濃い 紫色に変わります。 最後の威厳とでも言いましょうか。