★ オベリスクと堆肥置き場(Obelisk and compost bin)★



■■■ 冬に向けて、DIY作業は佳境に入ります。なんたって夏場、オールドローズ系の薔薇は自由奔放に伸びまくるので、雪で枝が折れないように薔薇を誘引するトレリス、オベリスクを作らなければならないのです。これも雪国の風物詩と言ったら言えるのかなぁ。まぁ、雪国の薔薇愛好家の宿命なんでしょうね〜。■■■



* 「オベリスクの作り方」図入り説明を載せました! ↓ (Jan. 6, 2008)

* オベリスク (Obelisk)

(Nov. 1, 1998)
これは私の作品です。夫が大物にかかりきりになるので、最近この手のDIYは私の担当になりました。オベリスクは最初ただの三角錐で済ませていたのですが、ある時購読しているイギリスの園芸誌、GARDENERS' WORLDに作り方が紹介され、私も挑戦。やってみると意外と簡単で半日で塗装までしてしまいました。

<オベリスクの作り方>

*私のオベリスクの寸法:
地面までの側面の長さ:1.8m(さらに埋め込むための足40cm)
地上部での足の幅:37cm


*材料:
角材(45mm×30mmの垂木)1800mmを側面用に4本。
さらに足用に400mmで4本。
横木用に45mm×18mmの角材、適宜。
(斜めにする横木の間隔にもよりますが、1800mmで5本位必要です。)
天頂用に一辺90mmほどの正方形の板。
飾り用の長さ100mmほどの四角錐。(手作りしますが、ホームセンターなどで売っているボール型の木の飾りでもOK。)



*作り方:
1.まず1.8mの角材2本の上部と下部に板を渡して固定し(@A)、二等辺三角形を作る。
(上部の板は角材の幅2本分(@)、下部の板は私の場合37cm(A)。)
(下部の板は下から15cmほどの位置に取り付ける。)

2.二等辺三角形の側面に、斜めにした横木を何本か取り付ける(B)。
(できあがったとき横から見ると、それぞれの面の横木が交差して、格子状に見えます。)

3.1と2を繰り返して、図のような二等辺三角形をもうひとつ作る。

4.2つの二等辺三角形を組み合わせて四角錐を作る。
  (二等辺三角形同士の上部と下部に@Aのような板を渡す。)

5.4の側面にも2のように斜めの横木を取り付ける。

6.四角錐の天頂に正方形の板を付け、その上に飾りで小さな四角錐やボール型の木を乗せる。
  (一旦、全体を屋外木材用塗料で塗装。)

7.土に埋める部分は別に長さ40cmの角材を4本、先端を尖らせ塗装して、それぞれ足に取り付ける。
(先に地面に打ち込んでからオベリスクを取り付けることもできます。)

寸法は自分の欲しい寸法で応用してみて下さい。
土に埋める足は、最初からオベリスクと一体にして作る方法もありますが、腐りやすい ので別に作った方が良いようです。
うちでは5年ほどで足が腐ったので足だけ取り替えました。




* 堆肥置き場 (Compost bin)

(Nov. 6, 1998)
まだ作成中。奥がオベリスク
その間、夫の取りかかっていた大物というのは堆肥置き場。夏の間楽しませてくれたハーブや草花がこの時期大量に枯れ込むのです。いままでは仮設の堆肥置き場に入れていたのですが、とうとう本格的に設置することになりました。
でもいろいろと問題が‥。
まず、設置場所は道路から丸見え。そのため見栄えよく作らなければなりません。見栄えのいい堆肥置き場なんてできるかなぁ、と私は半信半疑でしたが今のところは合格!(^_^)
さらにここは家の三角屋根から雪がドドドと落ちる場所。丈夫でかつ見栄えのいい(^_^;)屋根も作る必要もあります。
今は写真の状態で屋根はこれから作ります。我が家の職人さんに乞うご期待!p(^^)q

(追記:屋根は結局、ただの木の内蓋になりました。考えたら、別に堆肥に立派な屋根なんて付けなくてもいいわけで。(^^ゞ)



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