♪ 薔薇のカタログ I ♪


* ピンクの薔薇は夢見る乙女心。いくつになっても心ときめく優しい色です。 *

* New Dawn (Van Fleet 1910)
ニュードーンの咲く時期は遅めで
7月半ば。でも10月になっても
まだ咲いています。
朝開きかけだった花が昼にはもう全開。シャッターチャンスが難しいんです。



* Ballerina (Hybrid Musk, Pemberton)
本州の方ではつる薔薇のように育つBallerinaですが、北海道ではなかなか大きくなりません。繰り返し咲く涼しげなピンク色は夏中ガーデンに色どりを添えてくれます。



* Albertine (Barbier 1921)
アルバータインはこんな
不思議な赤銅色。
家の壁面に這わせました。ほのかなリンゴの
香りがします。



* Cardinal de Richelieu (Gallica, Laffay 1840)
この薔薇の紫色は格別です。クラシックな庭にシックな紫色がよく映えます。



* Variegata di Bologna (Bourbon, Lodi-Bonfiglioli 1909)
かわいいかわいいまんまる型の花と蕾。オールドローズの中では一足遅いこの花の咲く時期がいつも待たれます。



* Chapeau de Napoleon (Moss, Vibert 1826)
蕾の形からナポレオンの帽子と呼ばれるこの薔薇は、蕾ばかりが強調されますが、カップ咲きの花もとっても印象的なかわいい薔薇です。



* Rosa eglanteria (Sweetbriar)
花も葉っぱもリンゴの香り。ヨーロッパの野薔薇だけあってよく伸びること伸びること。秋には細長いオレンジ色の実をたわわにつけます。



* Alba Maxima (Alba)
薔薇戦争の白薔薇という説もあるAlba Maxima。古くからある薔薇のせいか丈夫で病気知らずの薔薇です。手のひらサイズの花は香りよく、咲き始めのベビーピンクにはいつもうっとりします。



* Madame Hardy (Damask, Hardy 1832)
清楚な白い花の中心には吸い込まれそうな薄緑色のグリーンアイが。グリーンアイの薔薇はほかにもありますが、この花ほど美しく映える薔薇を他には知りません。白薔薇の中でもっとも美しいという人もいるほど。香りもよく蕾の形も印象的です。



* Madame Lauriol de Barny (Bourbon, Trouillard 1868)
この薔薇の強い芳香は「ほんとにマダムのような香りだこと」と義母が驚いたほど。ポプリにしても色褪せないラベンダーピンクはガーデンのアクセントになります。



* Shropshire Lass (English rose, Austin 1968)
今年の一押しはこのシュローップシャーラス。直径8cmの一重の花はさながら大きな梅の花。香りもよく、咲き始めはほんのり杏色です。今年の扉写真はこの薔薇です。


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