My garden 2016
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Circle Stone Area

 新コーナーがぞくぞく誕生した今シーズン!前年我が家のシンボルツリーの楓が立ち枯れし、一時はがっくりしたものの、そこは立ち直りの早い私たち。サークルストーンに囲まれた和風の草花が彩るミニ・ガーデンに生まれ変わりました。
 
 西側の庭にも変化が。近所のお庭から出た廃材のトレリス。グレイッシュグリーンに塗り直し、家の西面に立てかけてみたところ、しっくり!ついでにオベリスクもグレイッシュグリーンに塗り替えて、気分一新です。花々が彩るのはこれからですが、楽しみなコーナーとなりました。

West garden
White garden
Romantic roses

鉢植えの薔薇はBallerinaです。Ballerinaも冬に枝枯れし、うちではいつまでもこの大きさです。

Rosa 'Gunsei' (white)

 雄株と雌株があるそうなんですが、売ってくれた植木屋さん、「大きくなるまでわからない」と。我が家にしては最高レベルの18,000円もするんです、そんな無責任な〜と迷っていると、「雄株だったら樹形がまっすぐで美しい。雌株だったら赤い実がなって可愛い。だからどっちにころんでも大丈夫」と妙な説得をついつい納得してしまいました。

 さらに。。。自生地は北海道から九州までというので安心していたらその後樹木図鑑を見て仰天!北海道は北海道でも石狩以南だそう!ここは石狩北部の北広島!北限ぎりぎり、、、というか、無理かも!?
 この冬を乗り切れるか、という大問題に直面中です〜!!!

 ご近所で改装中の庭、廃材置き場にはボロボロのトレリスが。「木材は手入れすれば再利用できる!」という信念を持つ夫、交渉していただいてきた廃材トレリスを、信念通り見事に再生させました。
 
グレイッシュグリーンの塗料を塗り、前からあったオベリスクにも同じ色を。あらあら不思議!イエロー・コーナーの薔薇にも合う、ちょっと素敵なコーナーになりました。
 花の植栽はこれから徐々にしていきますが、夢の膨らむ西側の庭です。

 星を散りばめたように咲くその名も「群星」は、蕾の先がほんのりと赤く、咲き始めの花びらは先端が優しいピンク色。夕闇に浮かぶ姿は本当に満天の星空のようです。トゲもなく、樹形もすっくりと立ち、寒さ知らず。庭でも満点の薔薇です。

Teasing Georgia (left)

Kitchen Window Area

 立ち枯れした楓の根っこを掘りあげるのに先シーズンは半年がかり!夏の陽射しにさらされながらまずは夫が汗だくで根切り、堀上げ。秋の手入れは放り出して次に私が残った根切り、土ならし。なんとか冬前にサークルストーンを並べてこの春、新しいシンボルツリーを植えました。
 アオハダ。
アオダモではありません、アオハダ。

モチノキ科モチノキ属、最近シンボルツリーとして注目の人気品種というので飛びついたのですが、いくつか問題点も。。。
 

Mme Hardy (white)

白薔薇、「群星」は北国のツルバラとしても重宝します。

年によっては花穂の出ない年もあり、毎春やきもきさせられるドキドキ感も、不思議と可愛い花です。

White rose:Pauls Himarayan Musk

Pink rose:Chapeau de Napoleon

Mortimer Sackler (pink)


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こちらは足元のピンク、Blush Noisette。本州ではツルバラ扱いですが、我が家ではいつまでも樹高60cm。

ついでに東のメイン・ガーデンの花盛りもご覧ください。
今年はオレンジピンク色のエルムレスの花穂が3本すっくと立ち、どこからでも目立ちます。
Fantin Latour

 今シーズンの主役の薔薇は、Fantin Latour。植えて数年になる薔薇ですが、枝が冬枯れしやすく、いままでは数輪の花を咲かせるのみでした。それが今シーズンはオベリスクが必要なくらい幹も伸び、蕾もいっぱい!庭でも人目を惹き、毎年あった薔薇なのに「あの薔薇は?」とあらためて聞かれるほど。淡いピンク色は青みがかってしっとりと空気に溶け込み、辺りにただようオールドローズ香は心鎮まる優しい香り。世界中にもファンの多い魅力的な薔薇です。

Fantin Latour

 我が家の古参の薔薇、歴史的にも古い薔薇、マダム・アルディとシャポー・ド・ナポレオンもますます元気に美しく咲いてくれます。こんなロマンチックな取り合わせが特に好きな私。デコレーションケーキ状態になるのもしょうがないですね。

夫の前作、ガーデンシェッドにもお似合い。
East garden

Princess Alexandra of Kent (pink)

Comte de Chambord (pink)

Jaques Cartier (pink)

White rose:Anna Maria de Montravel

ブルーベリーの植わるキッチンガーデンと隣り合わせのエリアです。

写真左側のトレリス、高い方も低い方も、どちらも廃材だったトレリスです。
なにより私自身がこんなに生まれ変わるとは思ってなかったほど、ボロボロでした。。。それが今は、期待の庭です!
このトレリスに何を絡ませましょう〜?

 おなじみ東の庭、アーチのポールズヒマラヤンムスクの咲き始めの頃です。手間のクレマチス・デュランディの濃紫色と、ERモーティマー・サックラーも咲き始めが特にきれいです。


 キッチンの窓下に一昨年植えたPrincess Alexandra of Kent。思い描いた通り、こんもりと輝く樹形に育ってくれました。窓を開けるとこちらに華やかなマゼンタピンクの顔を向けて微笑みます。まさに王女様の気品。隣のツルバラConstance Spryと共に、このコーナーをあでやかに彩ってくれました。


Chapeau de Napoleon (pink)

Blush Noisette (soft pink)

Ballerina (pink)

Lichfield Angel (center white)

Teasing Georgia (yellow)

Sweet Juliet (center)